助成金はただのお金じゃない
「助成金=国からもらえるお金」
実は、それだけではありません。
助成金を受けられる会社は、労務管理が整っていて、社員が安心して働ける会社。
つまり、助成金は「魅力的な会社の証明書」みたいなものなのです。
助成金を受給する2つのカギ
1.法律通りにきちんと管理する
- 就業規則・雇用契約書・賃金台帳の3点セットがそろっているか
- 就業規則・雇用契約書どおりに運用されているか
- タイムカードや残業代の支払いが正しくできているか
これらがきちんとそろっていれば、「うちの会社は土台がしっかりしている」と胸を張れます。
2.助成金ごとのストーリー(要件)をクリアする
助成金には、それぞれに要件があります。
たとえば キャリアアップ助成金の正社員化コースなら…
- 正社員化で3%以上の賃金アップ
- 賞与・昇給の制度がある
- 正社員化時には、試用期間は設けない
など、「正社員になって良かった!」と思える仕組みが必要です。
これらは、社員が安心して未来を描ける職場づくりそのものですね。
社労士がヒヤヒヤする理由
正直に言いますと、助成金の申請は社労士でも毎回ドキドキします。
「書類は全部そろったかな?」
「要件を見落としていないかな?」
でも、受給が決まった瞬間の、「助かったよ!」「本当にありがとう!」
この一言で、疲れが一気に吹き飛びます。
だからこそ、「簡単に受給できますよ」という営業には要注意です。
助成金受給までの道のりは、そんなに楽なものではありません。
会社を魅力的にできるチャンス!
助成金は単なる資金援助ではなく、会社をワンランク上げるチャンスでもあります。
- 「もう少し頑張れば、正しい労務管理ができそう」
- 「社員が安心して働ける環境を整えたい」
そのような会社こそ、助成金にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
結果として、法的リスクは減り、社員は定着し、経営は安定します。
まとめ
助成金は、お金をもらうためだけの制度ではありません。
正しい労務管理を整え、社員から信頼される会社へと変わるためのきっかけ、武器なのです。
あなたの会社も、助成金をきっかけに未来を変えてみませんか?
執筆:埼玉県熊谷市の社会保険労務士・竹内由美子(中小企業の人と職場の課題をサポート)
「もしかしてうちの職場も当てはまるかも」と感じたらお気軽にご相談ください。




