賞与は過去への対価、退職は未来への投資
「賞与をもらってから辞めるなんて…」
そう感じて、どこか後ろめたさを抱えていませんか?
でも、賞与はこれまであなたが積み重ねてきた仕事への対価です。
これから先の行動とは、切り離して考えていいものです。
次の一歩を考えるには、時間もお金も、心の余裕も必要です。
賞与を受け取ったうえで、落ち着いて将来を考えることは、逃げでも裏切りでもなく、自分の人生に責任を持つ行動です。
人生の節目としてのタイミング
賞与の時期は、半年や一年を振り返る節目です。
ふと立ち止まり、
- この働き方を、この先も続けたいか
- 自分は成長できていると感じられるか
- この職場で、安心して年を重ねられるか
そんな問いが浮かぶのは、ごく自然なことです。
「辞めたい」と思ったのではなく、「このままでいいのか?」と考え始めた。
それ自体が、あなたの感覚がちゃんと働いている証拠です。
その違和感は、あなた自身からのメッセージ
賞与後に退職を考えるとき、多くの人は
- 「もっと評価されたい」
- 「この先の道が見えない」
- 「ここでは、これ以上変われないかもしれない」
そんな言葉にならない違和感を抱えています。
それは、あなた自身が、自分の人生に対して出しているサインです。
無理に理由を正当化しなくても構いません。
今の場所が合わなくなったと感じたなら、それはあなたが変わった、成長した、ということでもあります。
まとめ
賞与を受け取ったあと、「それでも、ここで頑張りたい」と思えるなら、それも一つの選択。
「次のステージを考えたい」と思うなら、それも立派な選択です。
大切なのは、罪悪感で決めることでも、周囲の目で決めることでもなく、あなた自身が納得できるかどうかです。
賞与後の退職を考える時間は、人生を立て直すための静かな準備期間です。
自分の感覚を信じて、次の一歩を考えてみてください。
執筆:埼玉県熊谷市の社会保険労務士・竹内由美子(中小企業の人と職場の課題をサポート)

