結論
やる気がある人を採用したいのであれば、キャリアパス(昇進のしくみ)を作って、
面接の際に見せるといいですよ。
キャリアパスとは
キャリアパスをざっくりざっくり言いますと、
たとえば、
最初のステップは、指示されたことを、教えてもらいながら、ミスなくできれば合格!
その間の給与は〇〇万円程度です。
次のステップは、一人で、最初から最後まで、ミスなくできるようになれば合格!
研修も受けられるし、資格も取れるよ。その間の給与は◎◎万円程度です。
次のステップは、部下を育て、部下が結果を出せたら合格!
うまくいけば、年収〇〇〇万円!! 〇〇のスキルも身につき、裁量や権限ももてるよ!
といったしくみです(本当はもっと細かく作ります)。
これを表1枚にまとめて、いつでも誰でも見られるようにしておきます。
やる気のある人は、きっと目を輝かせるでしょう。
面接でキャリアパスをどう使うか
応募者にキャリアパスを見せながら、
- 「うちの会社に入るとこのように成長できるよ」
- 「このような資格が働きながら取れるよ」
- 「研修制度もあるから、人間的にも成長できるよ」
- 「あなたの頑張り次第で収入もアップするよ」
と具体的に説明します。
可能であれば、優秀な社員に説明させるとより信ぴょう性が増します。
逆に、「そこそこ働いて、そこそこ給料がもらえればいいや」
といった人は、キャリアパスに何の反応も示さないかもしれません。
そこを見極めて採用の合否を決めるのもいいかもしれませんね。
キャリアパスは、人材育成にも、公正な人事にも、
そして採用の判断基準としても使えそうです。
まとめ
やる気のある人ほど
- 「会社のビジョンがわからない」
- 「社長が何を考えているのかわからない」
- 「将来この会社での自分をイメージできない」
という不満を抱いています。
自分の将来を真剣に考えていればこそ、会社が向かう方向と自分のそれとを
すり合わせておきたいと考えます。
やる気のある人は、常に先を見据えていますので、
キャリアパスを作ってその会社での未来を見せるのは効果的です。
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