人事制度を作る会社は少ない
人事制度は、従業員を社長さんの望む人材に育てるための優秀なツールです。
しかし、それを作ろうとする会社さんは少ないです。
その理由は、次のような思い込みによるものです。
- うち程度の規模ではまだ早い
- 値段が高そう
- 運用が難しそう
- 面倒くさい
人事制度は従業員が1人できたときに作る
人事制度は、従業員が1人できたときに作るのがいいと思います。
たとえば、
A4用紙1枚に、「入社1年目、3年目、5年目」などを縦軸にして、
「入社1年目はここまでできててほしい、3年目はここ、5年目は、、」とレベルごとに
仕事内容や必要なスキルなどをざっくり書きだします。
社長さんが鉛筆ナメナメしながら、頭の中で漠然と描いている「望む人材像」を、縦軸のレベルごとに見える化するだけでいいのです。
大事なのは運用
運用とは、
- 縦軸のレベルごとに、昇給・昇格テストを実施し、合格すれば給与・賞与アップ
- 仕事のレベルに応じて、裁量や権限を与える
- 定期的に日ごろの頑張りをねぎらう場を設ける
などのご褒美を与える仕組みのことです。
この3つをするだけで部下は成長してくれます。
まとめ
人事制度は、小さく作って、大きく育てる。
そんな感じで、超かんたんな人事制度がもっとたくさんの会社に浸透すればいいのになぁと、
社長さん方から従業員への愚痴を聞くたびに思っています。
コメント