「採用失敗を防ぐ5つのポイント/中小企業がやりがちな間違いと対策】」を投稿しました20250913

問題社員を放置しないために~社員としてできること~

問題社員の影響は他人事ではない

問題行動を繰り返す社員がいると、周囲の人はストレスを抱えます。
職場の雰囲気が悪くなるだけでなく、士気や生産性も下がりがちです。

「上司が何とかするだろう」と放置していると、さらに被害が広がってしまいます。
ときには、自分が理不尽な目に遭うこともあります。

本音を言わずに辞める前に

会社を辞める人は、辞める本当の理由は言いません。
「問題社員の行動が限界だった」というのが本音でも、

  • トラブルを避けたい
    辞める時に、わざわざ波風を立てるようなことを言いたくない

  • もう諦めた
    結局、上司は何もしてくれなかった

という気持ちから、差しさわりのない理由で静かに辞めていきます。
ただ、それでは何も改善されないまま同じ問題が繰り返されます。

社員ができること

問題社員に悩まされているとき、自分一人で抱え込む必要はありません。
次のような行動を検討してみるのはいかがでしょうか。

  1. 上司や人事に事実を共有
    「感情的な不満」ではなく、「どの行動がどのような問題を起こしているか」を客観的に整理して相談します。
  2. 相談記録を残す
    いつ、どのように相談したかを記録しておきます。後々の対応や判断材料になります。
  3. 複数人で声を上げる
    同じ被害や負担を感じている同僚がいる場合、複数で相談するほうが事実として重視されやすいです。
  4. 社外の相談窓口を活用する
    会社内で動きがない場合、労働相談や外部の専門家に意見を求めることも検討します。

こうした行動は、「波風を立てる」と思われるかもしれませんが、問題を職場全体で解決するための大切な一歩です。

まとめ

問題社員の放置は、働く人すべてにとってリスクがあります。
会社に期待するだけでなく、社員自身が行動を起こすことで、職場を守り、働きやすい環境を自ら作ることができます。

「何も変わらない」とあきらめず、できることから一つずつ取り組んでいただきたいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました