はじめに
「残業がなかなか減らない」
「減らそうとしても、結局元に戻ってしまう」
こうした相談は、とても多く寄せられます。
ただし、残業が多い理由は一つではありません。
職場ごとに違和感の出方が違うのが実情です。
このページでは、これまで現場でよく聞かれた
「残業に関する違和感」を「Q&A」形式で整理しました。
「今の悩みは、どれに近いか」そんな視点で読み進めてみてください。
残業が減らない職場に共通する3つの構造
- 残業の目的が共有されていない
- 判断を個人任せにしている
- 見えない残業を放置している
どれか一つでも当てはまると、残業は「努力」や「気合」では減りません。
【Q&Aで見る】残業問題の全体像
Q. 残業が当たり前になっている職場です。何から見直すべきですか?
「忙しいから仕方ない」と思いながら、
本当は「この残業、意味ある?」と感じている経営者・管理職の方へ。
Q. 残業は許可制にしたほうがいいのでしょうか?
残業を減らしたいのに、「勝手に残っている」「誰が何をしているのか分からない」
そんな状態にモヤモヤしている経営者・管理職の方へ。
Q. 真面目な部下ほど残業が多いのはなぜですか?
「その人が休むと仕事が回らない」
そんな状態に、うすうす危機を感じている経営者・管理職の方へ。
Q. 部下が完璧主義で、時間がかかりすぎてしまいます。どうすればいいですか?
「もっと力を抜いていいのに」
そう思いながら、真面目な部下の残業を止められずにいる上司の方へ。
残業の問題に共通していること
これらのQ&Aに共通しているのは、残業そのものが問題なのではなく、残業が発生する「仕組み」が整理されていないことです。
- 目的が共有されていない
- 判断基準が曖昧
- 仕事が属人化している
この状態では、どれだけ「早く帰ろう」と言っても、残業は減りません。
まとめ
残業対策は、気合、我慢、個人の努力で解決するものではありません。
残業が多い職場ほど、
- 真面目な人が損をし
- 声を上げない人が抱え込み
- 最後は離職につながる
という流れになりがちです。
残業を減らすことは、社員の人生と、会社の持続性を守ることでもあります。
仕事の進め方・任せ方・判断の仕組みを整えること。
これが、残業を減らす一番の近道ではないでしょうか。
執筆:埼玉県熊谷市の社会保険労務士・竹内由美子(中小企業の人と職場の課題をサポート)
※職場の状況によって、適切な対応は異なります。
もし、「これはうちの職場だけの問題なのか?」「どこから整理すればいいのか分からない」と感じた場合は、一度ご相談ください。




