「突然の「辞めたい」にどう向き合うか/支えてきた社員が限界を迎えるとき」を投稿しました20250823

職場の身勝手な人を放置しない!秩序を守る具体的な対策

職場の秩序を乱す行為とは

職場には、周囲の迷惑を顧みず身勝手な行動をする人が少なからず存在します。本人にはその自覚がない場合も多いものです。

そこで、まずは職場の秩序を乱す行為にはどのようなものがあるのかを考えてみたいと思います。

例えば、

  • 度重なる欠勤や遅刻で、周りや顧客に迷惑をかける
  • 上司の指示に従わず、自分勝手な行動をする
  • 仕事の手を抜く、中抜けしてさぼる
  • 他人の悪口を言ったり、いやがらせをする
  • セクハラやパワハラをする 

などが代表的なところですが、このような行為が職場に与える影響は決して小さくありません。

職場の秩序が乱れるとどうなる?

上記のような行為が一つでもあると、良識ある従業員の心はざわつき、職場はギクシャクしはじめます。

たとえば、

  • 協力し合う気持ちが失われる
    ずるいこと、嫌なことをしている人たちと協力しあおう・助け合おうという気持ちが持てなくなります。
  • 情報共有や連携が滞る
  • ミスやトラブルが増える
    コミュニケーションや連携がとれないことで、大事な情報が共有されずミスが多くなります。
  • 顧客対応の質が下がる
  • 最終的に業績が低下し、優秀な人材が辞めていく

この悪循環を防ぐために、職場の秩序を守っていく必要があります。

職場の秩序を守る具体的な対応策

以下のステップを実践することが重要です。

  1. ルールを明文化する
    「やるべきこと」「やってはいけないこと」を就業規則に規定し、懲戒処分ができるようにしておきます。
  2. 理由を丁寧に説明する
    「なぜやらなければいけないのか」「なぜやってはいけないのか」を説明し、納得してもらうことが大切です。
  3. 定期的に周知・確認する
    定期的に読み合わせや研修をして、違反者が出ないよう意識づけします。
  4. 違反者には直ちに注意指導をします。
  5. 改善を徹底的に追及する
    改善できているかどうかを定期的にチェックし、できるまで追及し続けます。「放置すれば忘れてもらえる」という期待を断ち切ります。

職場の秩序が崩れると、修復には時間と労力がかかります。
問題が小さいうちに芽を摘むことが重要です。

まとめ

職場の秩序を守るために、まず最初にやるべきことは、職場のルールを就業規則に明記して、違反者には直ちに注意指導することです。

やるべきこと、やれることはまだまだいろいろあります。

もし具体的な運用や就業規則の整備にお困りなら、専門家へ相談するのも一つの方法です。
職場の安心と生産性を守るために、行動を始めましょう。

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「もしかしてうちの職場も当てはまるかも」と感じたら、早めにご相談ください。
状況を整理し、必要に応じて改善策や対応方法をご提案いたします。

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