「人が育つ会社・育たない会社の違い」を投稿しました20250620

注意できない上司が会社をダメにする理由

注意できない上司が組織を壊す理由

組織が崩壊する一因として、「注意できない上司」の存在があります。

どの職場にも、問題のある言動を見て見ぬふりしてしまう上司は存在します。
しかし、注意できない上司がいる職場は、次第にチームの秩序や信頼関係が崩れていきます。

「あの人だけ怒られないのはおかしい」
「言われないなら自分も適当でいいや」
「上司に相談しても無駄」

こうした空気が広がると、職場はゆっくりと崩壊していきます。

上司が部下を注意できない3つの理由

  1. 嫌われたくない
    人間関係を気にして、あえて指摘を避けるパターンです。
    特に中間管理職に多い傾向です。

  2. 面倒・時間がない
    目の前の業務に追われ、注意や指導を後回しにしてしまうケースです。

  3. 大人なんだから言わなくてもわかるだろう
    「言わなくても気づいてほしい」のでしょうが、
    言わなければ伝わりません。

注意できない上司によって起きる職場のリスク

  1. 職場のモラル低下
    ミスやルール違反が見過ごされることで、
    「守っても意味がない」と感じる人が増えます

  2. 離職率の上昇
    まじめな社員ほど理不尽さに耐えられず、先に辞めていきます

  3. 生産性の低下・評価ダウン
    放置された小さな問題が、やがて大きなクレームやトラブルにつながります

このように、部下の問題を放置するのは組織のためになりません。
また、上司自身も、職務放棄・怠慢と見なされることもあります。

注意できる上司の育て方

  1. フィードバック研修を実施し、伝え方を学ばせる。
    そうすると、「叱る」ではなく「気づかせる」指導ができるようになります。

  2. 個人面談を定期的に行い、部下との信頼関係を築かせる。
    注意は、お互いの信頼関係があってこそ伝わります。

  3. 役職者には、言うべきことを言える人材を登用する。

  4. 言うべきことが言える文化をつくる。
    誰もが建設的に指摘しあえる文化になると、トラブルが起きにくくなり、
    成長スピードも速くなります

まとめ:言うべきことを言える上司を育てよう

「言わない優しさ」が、職場にとって最大のリスクになることもあります。
小さな見逃しが、チームの信頼・業績・人材を失う引き金になるのです。

組織を守り、部下を育て、成果を上げるには、言うべきことを言える上司が不可欠です。
今こそ、職場全体で「伝える力」と「育てる力」を見直してみましょう。

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