「問題社員を放置しないために~社員としてできること~」を投稿しました20250706

なんでも自分で抱え込む上司が組織を止める

あなたの会社に、「え?こんなことまで上司がするの?」と思う場面はありませんか?

部下に任せられない上司

上司が部下に任せず、なんでも自分で抱え込むと、
どんな問題が起きるでしょうか。

  1. 上司自身が長時間労働に陥り、心身を壊してしまう
  2. 自己研鑽の時間が取れず、成長が止まる
  3. 部下は新しい仕事にチャレンジできず成長しない
  4. 部下を育てる機会を失い、上司自身も成長を逃す
  5. 結果として、組織の成長も止まってしまう

上司の言い訳

上記のような話をすると、上司は言い訳をします。
「忙しくて部下を育成する時間がない」と。

では、質問します。

  • 「あなたがいま抱えている仕事は、本当に上司しかできませんか?」
  • 「その仕事は、上司の時間単価に見合う内容ですか?」
  • 「あなたにしかできない仕事は、どのような仕事ですか?」

、、と。

しかし、愚痴をこぼすだけで終わるケースがほとんどです。

上司の本音

実は、上司自身も次のような思いをもっているようです。

  1. 教えるのが面倒
  2. 自分がやった方が早い
  3. 自分の存在価値を守るために仕事を渡さない

このような考えの上司は少なくありません。
しかし、これらは会社にとって大きなマイナスです。

上司のこのような考え方や意識を変えるには、どうすればいいのでしょうか?

対応策

解決の第一歩はシンプルです。

上司の役割は、部下を動かして結果を出すこと
この意識を徹底することです。
そして、「部下が結果を出せているか」を定期的に確認し続けることが大切です。

部下に仕事を任せ、育てていくには、
自分さえ良ければいい」という発想を180度変える必要があります。

この意識が変わるまでには時間がかかります。
しかし、継続すれば必ず上司も組織も成長します。

もし、それでも変わらなければ、部下を持たず、
一人で完結する仕事に就いていただくしかありません。
それぐらいの覚悟を持って臨む必要があります。

まとめ

ちなみに、以前ある会社では、工場長が忘年会の幹事や、
タイムカードの集計までやっていました。

事務員をはじめ、他にもスタッフはたくさんいたのに、です。

その後、その人は不祥事を起こし、辞めていきました。
一人の人に仕事を集中させるのは、本人だけでなく組織全体にも大きなリスクを生むのです。

仕事はチームで分担し、成長を支え合うもの。
上司が抱え込みすぎず、部下を信頼して任せる環境を作ることが、組織の未来を守ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました