「従業員が定着する方法 -安心と成長-」を投稿しました20241210

部下に注意しても直らない-根負けしない-

上司のよくある問題

管理者の方々からよく聞く愚痴に、部下に対する「注意したんだけどな」というものがあります。

この愚痴の前提には、

  • 「人は注意すれば直る」
  • 「直らないのは本人のせい」
  • 「自分は言うべきことは言ったので、役割は果たした」

という考えがあるのではないでしょうか。

上司に1、2回注意れさただけでは、部下の行動は改善されません。
部下は、その注意されたことだけに集中しているわけではないからです。

言うだけでなく結果も追及する

では、どうすればいいのでしょうか?

それは、注意するだけでなく、その結果も追及します。
たとえば、

  • 「改善するためにやったことは?」
  • 「どの程度やったの?」
  • 「その結果はどうだったの?」
  • 「うまくいかなかった原因はなんだと思う?」
  • 「うまくいった要因はなんだと思う?」
  • 「次はどこまでやろうか?」

などと一対一で毎回振り返ります。
そして、言うのではなく、問います

最初は面倒に思うかもしれませんが、慣れてしまえば、このような問いはポンポン出てきますので大丈夫です。

また、この問いが本人に自覚を促すことにつながります。

結論

部下の行動は、1回や2回注意しただけでは改善されません。
部下は上司が諦めるのを待っています。

したがって、何回も何回も、手を変え品を変え、部下に問いながら注意指導していきます。
コツは、根負けしないこと! 

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