「問題社員を放置しないために~社員としてできること~」を投稿しました20250706

仕事を丸投げする上司の特徴と改善方法

「任せる」と「丸投げ」はまったく違う

職場でよくある上司の失敗。
それは、部下に仕事を任せたつもりが、
実はただの「丸投げ」になっていることです。

「信頼しているから任せる」と聞こえはいいのですが、
実際はなんのサポートもせずに放置してしまうケースが
多いのではないでしょうか。

任せる=無関心ではありません。
上司が無関心ですと、部下のモチベーションは確実に下がります。

部下は上司の「関心」を見ている

部下は最初はこう思います。
「信頼して任せてくれているんだ」と。

しかし、いざ仕事を進めようとしても、

  • 上司は自分の仕事に夢中でぜんぜん話を聞いてくれない
  • 相談しても「自分で考えてやれ」しか返ってこない
  • 成果にしか関心がなく、プロセスは完全に放置・無関心

このような状況が続くと、部下はこう感じます。

  • 「利用されているだけなんだ」
  • 「頑張っても評価されない」
  • 「もう適当にやろう」

こ時点で、部下のやる気は大きく損なわれ、
信頼関係も崩れていきます。

丸投げ上司がチームにもたらす悪影響

「任せたんだから勝手にやれ」は、上司の責任放棄に近い行動です。
その結果、以下のような問題が職場に発生します。

  • チームの空気が悪くなる
  • 若手が成長しない
  • 離職者が増える
  • 上司への不信感が広がる
  • 仕事の質が落ちる

「仕事を振る」ことと、「育てる」ことはまったく違います。
チームの生産性や人材定着率にも大きな影響を与えるところです。

信頼される上司になるには

上司が部下に仕事を任せるときにやるべきことは
以下の通りです。

  • 定期的に進捗を確認する(「今どんな感じ?」と聞くだけでもOK)
  • 結果だけでなく、途中の努力や判断にも関心を持つ
  • ミスを責めるのではなく、気づきを与える
  • 成果に対してきちんとフィードバックをする

こういった「関心」と「見守り」という対応をするだけで、
部下は「ちゃんと見てくれている」「相談していいんだ」
と思えるようになります。

任せる=一緒に育つ姿勢を見せることです。

まとめ:人を育てる上司がチームを強くする

「任せる」ことは、人を育てる上で欠かせない力です。
ただし、「丸投げ」になってしまうと逆効果です。

忙しい中でも、少しでいいので部下を気にかけます。
そのひと言、そのリアクションが、部下のやる気と信頼につながります。

人が育てば、チームは強くなります。
そして、そのチームの成果が、最終的に上司である
あなた自身の評価にも返ってきます。

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