「従業員が定着する方法 -安心と成長-」を投稿しました20241210

「会社に改善してほしいこと」従業員より

アンケート結果で出てくる不満

コンサルティングを開始する際に、従業員の方々からお話をお聴きすることがあります。
その際によく出てくる「会社に改善してほしいこと」のいくつかをお伝えいたします。

  1. マニュアルやルールを作ってほしい
  2. 教育してほしい
  3. 役割分担を明確にしてほしい
  4. 適材適所の人事をしてほしい

対応策

  1. マニュアルやルールを作ってほしい
    属人的なやり方だと、その人が休んだ時に困ります。
    具体的なルールがないと、判断に困り、いちいち聞かなければならず、
    ストレスになります。

    マニュアルやルールを作り、みんなと共有して、
    誰が抜けても大丈夫な体制にしていきましょう。

  2. 教育してほしい
    これは、何をどの程度すればいいのか、どこまでやるのか、
    の判断基準を示してほしいようです。

    「あのときは何も言われなかったのに、今回同じようにやったら怒られた」
    など、あるあるですね。

    その時の気分で指導すると不信感を持たれますので、
    判断基準を決めて、きちんと部下と共有しましょう。

  3. 役割分担を明確にしてほしい

  4. 適材適所の人事をしてほしい
    仕事は優秀な人に集まってしまいます。それをいいことに優秀な人に
    甘えたままでいると、「なぜ自分だけ?」と不満を持たれ、
    退職につながってしまいます。

  その対策として、

  • まずは、きちんと役割を決める
  • その上で、出来る人にはその労に報い、厚遇する
  • 出来ない人にはきちんと注意指導、それでもだめなら適材適所
    の人事異動でそれなりの処遇をする

  といった対応が必要です。

まとめ

このような不満は、どこの会社でも見られます。
これらを放置した結果、何かのきっかけで従業員たちの不満が爆発し、
優秀な人の退職、徒党を組んでの団体交渉、不祥事発覚などのゆがんだ形
となって現れてきます。早急に改善しましょう!

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