やると言ってやらない社長
やると言ってやらない社長のよくあるパターンは次のような感じです。
社長:「最近、職場がなんとなくうまく回っていないようなんだ」
竹内:「では、直接従業員のみなさんの考えや意見を聞いてみてはいかがですか?」
社長:「そうだね。聞いてみるよ」
このような会話になったとして、実際に実行する社長はまれです。
また、職場が荒れているので、みんなで話し合ってルールを決めたとします。
しかし、そのルールをきちんと守らせている社長はまれです。
社長自身が守っていないこともあります。
結果
最初は勢いがあるのでうまく実行されるのですが、
日がたつにつれ、
- 「これぐらい大目に見るか」
- 「あまりうるさく言ってもな」
と信念がゆらぎ、気がついたら元の荒れた職場に戻ってしまっていた、
というケースの方が多いです。
その結果、どうなるかというと、
- 「あれだけ時間とお金をかけて、仕組みを作ったり話し合ったりしたのに」
と従業員は落胆します。 - そして、「今度こそ会社は良くなるぞ!」と期待していた従業員は、
絶望して辞めていきます。
・・最悪の事態ですね。
残るは甘やかされた問題社員と、拘束時間分の賃金だけもらえればいいという無気力な社員ばかりとなります。
まとめ
こういう例はよくあります。
有言実行することの難しさ、徹底することの難しさを痛感しています。
従業員にお説教できませんね。
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