人事制度を作る前に、従業員のみなさんにアンケートをとるのですが、その中でよく出てくる不満を挙げてみたいと思います。
6.役職者としての仕事をしてほしい
就業規則の役職手当には、役職と支給額は書かれていても、各役職の役割については書かれていないのがほとんどです。
たとえば、「部長の役割:社長の代行、部をまとめる、予算管理ができる、課長を育成する」などです。
就業規則にこの役割が明確に書いてあれば、「あなたは、役職者としての役割を果たしていますか?」と評価がしやすくなります。役職者としての自覚をうながすこともできます。
部下たちは、「一般社員と同じようなことをしているだけの役職者は、役職から外れてほしい」と希望しています。
逆に、役職者がその役割を全うしようと行動すれば、部下たちは働きやすくなり、上司を尊敬し人間関係が良くなり、働き甲斐がもて、業績に良い影響を与える、ということになりそうですね。
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