アンケート結果で出てくる不満
コンサルティングを開始する際に、従業員の方々からお話をお聴きすることがあります。
その際によく出てくる「会社に改善してほしいこと」のいくつかをお伝えいたします。
- マニュアルやルールを作ってほしい
- 教育してほしい
- 役割分担を明確にしてほしい
- 適材適所の人事をしてほしい
対応策
- マニュアルやルールを作ってほしい
属人的なやり方だと、その人が休んだ時に困ります。
具体的なルールがないと、判断に困り、いちいち聞かなければならず、
ストレスになります。
マニュアルやルールを作り、みんなと共有して、
誰が抜けても大丈夫な体制にしていきましょう。 - 教育してほしい
これは、何をどの程度すればいいのか、どこまでやるのか、
の判断基準を示してほしいようです。
「あのときは何も言われなかったのに、今回同じようにやったら怒られた」
など、あるあるですね。
その時の気分で指導すると不信感を持たれますので、
判断基準を決めて、きちんと部下と共有しましょう。 - 役割分担を明確にしてほしい
- 適材適所の人事をしてほしい
仕事は優秀な人に集まってしまいます。それをいいことに優秀な人に
甘えたままでいると、「なぜ自分だけ?」と不満を持たれ、
退職につながってしまいます。
その対策として、
- まずは、きちんと役割を決める
- その上で、出来る人にはその労に報い、厚遇する
- 出来ない人にはきちんと注意指導、それでもだめなら適材適所
の人事異動でそれなりの処遇をする
といった対応が必要です。
まとめ
このような不満は、どこの会社でも見られます。
これらを放置した結果、何かのきっかけで従業員たちの不満が爆発し、
優秀な人の退職、徒党を組んでの団体交渉、不祥事発覚などのゆがんだ形
となって現れてきます。早急に改善しましょう!
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