人を初めて雇う経営者が知っておくべきこと・労務管理と心得

知っておきたい手続きと心得

従業員を雇用するということは、経営者としての大きな一歩です。
「何を準備すればいいのか分からない」「手続きに漏れがないか不安」
そんな方のために、基本的な流れと経営者として大切にしてほしい心構えをまとめました。

人を雇ったら必要な手続き

従業員を雇ったら、法律で定められたさまざまな手続きが必要になります。
主なものは次の通りです。

  • 雇用契約書の作成・締結
    採用条件や勤務内容を明確にする書面です。後々のトラブル防止に必ず用意しましょう。
  • 社会保険の加入
    健康保険・厚生年金への加入が必要です。
  • 労働保険の加入
    労災保険や雇用保険など、労働者の保護に欠かせない制度です。
  • 就業規則の作成・周知
    従業員が10人以上になる場合は届け出が義務となります。
  • その他の労務管理、人事管理
    この他にも、労務管理上のルールを整備する必要があります。

経営者として大切にしたい6つの心得

従業員を雇った瞬間から、あなたは「雇用する責任」を負います。
その責任を果たし、良い組織を育てるために、次の6つの心得を心がけてみてください。

【心得1】法律の概要だけでも知る

人を雇えば労働法のルールに従う義務があります。
「知らなかった」では済まされません。概要だけでも押さえておきましょう。

【心得2】情報と仕組みを共有する

情報をオープンにし、仕事を仕組み化することで、全員が効率的に動けます。

【心得3】注意すべきことはしっかり伝える

嫌われることを恐れず、必要な注意はきちんと行いましょう。
見て見ぬふりや放置は、従業員をモンスター化させます。

【心得4】過度に依存しない・依存させない

思いやりは大切ですが、過剰な依存は危険です。
多様な考えをまとめていくのが経営者の役割です。が社長さんのお仕事になります。

【心得5】評価を伝える

良い点も課題も定期的にフィードバックする習慣を。
人を育てるしくみを作り、特にナンバー2をしっかり育てていきましょう。

【心得6】一緒に目標を持つ

チームの目標を共有し、協力して達成することで一体感が生まれます。

不安があれば、専門家に相談を

初めての雇用や手続きは、分からないことが多くて当然です。
「このままで大丈夫かな?」「もっと効率的なやり方はないかな?」
そう思ったら、社会保険労務士に相談するのがおすすめです。

当事務所では、初回30分無料相談も行っています。
お気軽にお問い合わせください。