応援される人には理由がある
とある会社の社長さんから、従業員全員(20人程度)にヒアリングをしてほしい
と依頼され実施したところ、驚くほど多くの人が、社長への感謝や尊敬、
そして「応援したい」という気持ちを口にしていました。
普通、このようなヒアリングをすると、会社や上司への愚痴や不満が出がちなのですが、
その職場はまったく違っていたのです。
ヒアリングで見えた「信頼される上司像」
従業員たちが社長について話してくれたのは、
- 自分たち以上に働いている
- 部下の話にじっくり耳を傾け、実際に改善してくれる
- 言葉より行動で信頼を積み重ねている
といった姿でした。
驚いたのは、従業員の方が、社長の体調を心配していたことです。
「社長、昨日も遅くまで残ってましたよね…ちゃんと休んでるのかな」
と、そのような声が主要メンバーたちから聞こえてきました。
人間は、「本気でやっている人」「誠実に努力している人」
に心を動かされます。
本気で向き合っている人の姿には、
自然と「応援したい」という気持ちが湧いてくるのでしょう。
応援される人の3つの共通点
この社長に限らず、私が見てきた「応援される人」には、
3つの共通点があります。
- 有言実行
口だけでなく、実際にやっている姿が見える - 人の話を真剣に聞いている
相手を一人の人として尊重している - 自分の弱さも隠さない
完璧であろうとせず、だからこそ共感される
まとめ:応援は、背中で勝ち取るもの
結局のところ、
「人を動かすのはスキルや立場ではなく、姿勢なのだ」
と、あらためて感じました。
応援される人は、自分のためではなく、誰かのために動いています。
その姿に、従業員は自然と引き寄せられ、支えたくなるのですね。
「頑張っているのに伝わらない」と感じている人がいるかもしれません。
でも、伝わるのには時間がかかります。
信頼も応援も、一朝一夕には生まれません。
だからこそ、毎日の積み重ねが大切なのだなと感じました。
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