「なぜ優秀な経営者ほど人が離れるのか? 忙しさが招く豹変と信頼回復の方法」を投稿しました20250820

初めて人を雇う① 最初の手続きと注意点

はじめに

これから初めて人を雇おうとする社長さんに向けて、何から始めればよいかをシリーズでお伝えします。

私はこれまで、さまざまな機関で「無料の労働相談」を数多く対応してきました。中でもとくに多かったのが、「人を雇うには、まず何をすればいいの?」というご相談です。

最初に知っておくべきこと

人を雇うということは、雇用契約という「法律上の約束ごと」が発生することを意味します。
そのため、スタート時点から 「法律を守った会社運営」 をしていくことが大切です。

「そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、その油断が、思わぬトラブルの火種になります。

実際には法令を完全に守れている企業はごくわずかです。

法令遵守がもたらす3つのメリット

それは、

  1. 労働トラブルのリスクを避けられる
  2. 従業員との信頼関係が築ける
  3. 定着率が高まり、事業が安定する

労働トラブルは、最終的にはお金が絡んだり、遺恨が残る深刻な事態になります。

トラブルが起こってから慌てるのではなく、「最悪の事態」を先に知っておくことで、安心して事業を進めることができます。

そうすることで、争いになるリスクを避けられるだけでなく、従業員とうまくやっていける、それが定着につながり、事業が安定します。

次回予告

次回は「社会保険」についてご紹介します。

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