ヒアリング結果は、
「その場で注意すればいいのでは?」といったささいなことから、法律がからむ重大、深刻なことまでいろいろあります。
「法律がからむ重大、深刻なこと」とは、未払い賃金や長時間労働、パワハラ等が絡むようなことです。この場合は、腰を据えてかからねばなりませんし、長期戦になります。
トップに、従業員のヒアリング結果を報告をする際は、
- いくつかの法律違反があること
- それに対して従業員がどう思っているのか
- その結果が今の「うまくいっていない症状」として現れていること
などを淡々とご説明します。
しかし、問題は、それをトップがありのまま受け入れることができるかどうか、です。
ここは、トップの人間性、性格によって様々です。
ここが最初のハードルです。
残念な自分自身を受け入れられず、スタートしないケースもありますし、途中で空中分解してリタイアするケースもあります。
それだけ、改革・改善というのは難しいものです。
だからこそ、最初の1人を採用したときから、労務管理や人事管理を、人事労務の専門家である社労士に支援していただくことをお勧めします。
トラブルになってから軌道修正するのは本当に大変だからです。
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