前回の続きです。
うまくいっていない組織では、その原因は従業員にのみある、とトップは思いこんでいます。
ひとしきり、トップの思いを聴いた後は、従業員の生の声を聴きます。
手段は、個別にヒアリングする、アンケート用紙に書いてもらうなど様々です。
その会社さんに合った手法を使います。
トップや管理職の圧が強い組織ですと、なかなか現場の本音が聴けなかったりします。
下手なことを言うと「犯人探し」が始まる、と怯えています。
一方、「言ってもらってもぜんぜん大丈夫です」という頼もしい人もいます。
大変なのは、これらの結果をトップに伝えるときです。
なにせ、「自分は悪くない」と思いこんでいるわけですから、伝え方によっては怒り狂います。
一番気の重い時間です。
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