きっかけは、友人のひと言でした。
「竹内さん、社労士に向いてるんじゃない?」
当時の私は、一般企業での働き方にすっかり行き詰まり、
「このままじゃいけない」「自分の力で生きていける仕事がしたい」
そんな思いで資格の勉強を探していました。
とにかく、手に職をつけたい。
自分の力で人の役に立ちたい。
そう考えていたときに出会ったのが“社労士”という仕事でした。
実際にこの道に進んでみると、「やっぱり天職だった」と確信しました。
なぜなら、あの頃自分が感じていた、
企業で働くことへの絶望、理不尽さや不公平さを、社労士という立場なら、正面から解決できると分かったからです。
今でも、あのとき背中を押してくれた友人には心から感謝しています。
あのひと言がなければ、いま私は「人が育つ職場づくり」の現場に立っていなかったかもしれません。
執筆:埼玉県熊谷市の社会保険労務士・竹内由美子(中小企業の人と職場の課題をサポート)




