同一労働同一賃金とは、ざっくり言うと、「正社員と非正規社員の不合理な待遇差をなすくこと」です。
たとえば、
- 正社員と仕事の内容等が同じであるパートには、正社員同様に昇給や賞与をありにする
- 通勤手当は、働き方に関係なくかかる費用なので、正規・非正規で金額に差を設けない
などです。
この法律はすでにスタートしていますが、実効性をもたせるために、労基署の定期監督等の際に、この実施状況も確認し、労働局と情報を共有して指導を強化していくようです。
とはいえ、行政の指導云々に関係なく、非正規の待遇をよくしていくことは、人手不足解消にもつながるのではないでしょうか。
パートさんの中には、今は家の都合で短時間しか働けないだけで、優秀だなあと思う人は多々います。時期が来れば、長く働けるようになる人もいますので、今から待遇をよくしておくことは、未来の人材確保にもつながると思います。
どのような働き方を選択したとしても、納得して働ける環境を作っていきましょう。
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