その残業は本当に必要?
「最近、残業が多すぎて退職したい…」
「部下が毎日残業してるけど、なんだか効率悪い気がする…」
そんな声、職場で聞こえてきませんか?
でもちょっと待って。
その残業って、本当に必要なものでしょうか。
ありがちな理由を並べると…
- 「うちの会社は昔から残業が当たり前だから」
- 「売上は残業で稼ぐものだ!(利益は別として…)」
- 「他部署がやってるから、ウチも休日出勤しないと空気が悪い」
といった例はまだまだあります。
ノー残業デーをやってみる
残業も、毎日続けば「やって当たり前」になります。
しかし、よく考えれば、毎日残業しなければならないほどの仕事って、本当にそんなにあるのでしょうか?
もしあるとしたら、それは
- 仕事の割り振りミス
- 無駄な作業の放置
- 生活残業(残業代欲しさの自発的残業)
のどれかかもしれません。
そこで、まずは残業しなくても業務が回るかどうかを確認するために、週1~2回程度のノー残業デーを実施するのはいかがでしょうか。
勇気を出して定時に帰ってみると、意外な発見があります。
ノー残業デーの意外な結果
実際にやっていただくと、社員の口からこんな言葉が飛び出します。
- あれ?今日やらなくても大丈夫だった
- 私がやらなくても、誰かがやってくれるのでなんとかなるじゃん
一方で、強烈に反発する人もいます。
そんなときは冷静にこう聞いてみてください。
- 「何に時間がかかっているのか」
- 「それを今やる必要があるのか」
- 「残業をすることでどのような成果があるのか」
質問を重ねていくと、案外残業をする理由が薄っぺらいことに気づきます。
そして、納得できなければ「定時退社!」と命じてOKです。
まとめ:残業は単なる“習慣”かも
ノー残業デーを繰り返すうちに、「残業しなくても業務が回る」ことが見えてきます。
定時で帰る習慣は、一朝一夕には根づきません。最初は反発もあるでしょう。でもこれは教育の一環です。
「残業することが頑張り」ではなく、「時間内で成果を出すことがプロの仕事」。そういう職場文化をつくるために、ノー残業デーは最高のきっかけになります。
「もしかしてうちの職場も当てはまるかも」と感じたら、早めにご相談ください。
状況を整理し、必要に応じて改善策や対応方法をご提案いたします。
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