組織改革で最初にやるべきこと
うまくいっている組織の共通点は、「トップがビジョンを明確にし、全社員に共有していること」です。
そのために、まずは次の3つを言語化しましょう。
- この組織をどうしたいのか(方向性)
- 今後どう変化・成長していくのか(ビジョン)
- 社員にどうなってもらいたいのか(期待と行動指針)
そして、それを全社員に向けて明確に宣言することが、改革のスタートラインです。
うまくいかない組織がつまずくポイント
多くの中小企業では、この「トップの宣言」が不十分です。
- 「何のためにやっているのか分からない」
- 「方向性がコロコロ変わる」
- 「ビジョンがなくて場当たり的」
こうなると、社員の不安が増し、行動もバラバラに。やがて現場は混乱し、変革はとん挫します。
本気で変わりたいトップに求められる姿勢
トップの中には、「うまくいかないのは社員のせいだ」「自分は悪くない」と考える方もいます。しかし、本気で組織を良くしたいなら、「まず自分が変わる」覚悟が必要です。
社員はトップの「本気度」を見ています。
中途半端な想いや言動は、すぐに見抜かれます。
まとめ
改革は、トップが「言葉で示し、行動で示す」ことから始まります。
まずは、組織の未来をどうしたいのか、自分の言葉で語るところからスタートしましょう。
次回予告
次回は、従業員の本音と向き合う方法についてお伝えします。
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