法違反の実態
社長さんは労務のプロではありませんので、
何かしらの法違反をしていることがほとんどです。
それに気づくきっかけは、
社労士の指摘、従業員からの訴え、そして行政調査で指摘をうけたときでしょうか。
法違反を放置するか、改善しようとするか
従業員から好かれるか否かは、この法違反を放置するか改善するか、
で分かれます。
ちなみに、
法違反をそのままにしておくと、次のようなリスクがあります。
- 部下と信頼関係が築けず、業務がスムーズに回らなくなる、
社内がギスギスする、離職につながる、などの結果になります。
従業員のほとんどは、会社は法違反をしていないと思っています。
わたしも勤務時代はそう思っていました。しかし、実態は上記で書いた通りです。
そのことを知ったとき、私は上司や会社に対する忠誠心がなくなりました。 - 法的な紛争になる
長い目で見て、会社にとっていいことは何もないようです。
一方、
最初は「国が悪い」「法律が悪い」とぼやきますが、
全部吐き出した後は、「でも仕方ないか」「それで従業員が働きやすくなるのなら」
と、前向きに取組もうとする社長さんもいます。
私は、このような言葉を聞くととてもうれしくなります。
従業員も、前向きになった社長さんに信頼を寄せ、これまで以上に仕事に励んでくれます。
社内も明るくなります。
まとめ
知らなかったことを正当化するのではなく、潔く認め、謝罪し、前を向いて改善していくことで、
従業員の信頼を得られ、会社が発展していくことにつながっていくのではないかと思います。
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