はじめに
「最近、社員同士であいさつが減った気がするんだよね」
「うちもそう。報告・連絡・相談が抜けて、トラブルが増えて困ってる」
「誰が責任者なのか分からないって声も出てきて…」
経営者同士の雑談で、こんな会話を耳にすることがよくあります。
一見すると小さなことのようですが、“当たり前”ができていない職場ほど、空気は悪化し、やがて大きな問題に発展していきます。
よくある「当たり前ができていない」職場の問題
- 注意ができていない
・見て見ぬふり
・まとはずれな注意をする
・問題行動を放置してさらに悪化 - あいさつができていない
・信頼関係の基本が欠ける
・社内の空気がギスギスする - 報告・連絡・相談ができていない
・情報が共有されず、みんなが自分勝手に判断
・トラブルやクレームが頻発 - 残業が多い
・上司が部下の仕事を把握していない
・不必要な残業が増え、人件費が膨らむ
・給与の不公平感で士気が下がる - 指揮命令系統がいい加減
・誰が責任者かわからず混乱する
・ミスやトラブルが繰返される
これらは特別なことではなく、「小さな当たり前」ができていないだけで起きています。
当たり前を「できる職場」にする5つのステップ
- あいさつを習慣化する
→ 毎日の「おはよう」「お疲れさま」が信頼を育てます。 - 報告・連絡・相談を徹底する
→ 小さなことでも「共有」する仕組みを。 - 部下の仕事を把握する
→ 上司が業務を理解していれば、残業も減らせます。 - 問題行動を放置しない
→ 早めに、冷静に、適切に対応する。 - 役割と責任を明確にする
→ 誰が何を決めるのかを全員に伝える。
この基本ができるだけで、組織は大きく変わります。
まとめ
会社を立て直す第一歩は、「当たり前のことを当たり前にやる」。これだけで職場の雰囲気は劇的に変わります。
小さな基本の積み重ねが、強い組織をつくります。
「もしかしてうちの職場も当てはまるかも」と感じたら、早めにご相談ください。
状況を整理し、必要に応じて改善策や対応方法をご提案いたします。
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