優秀な部下への間違った対応
仕事というものは、優秀な人に集まります。
優秀な人とは、たとえば仕事が早い、ミスが少ない、気が利くなどでしょうか。
その優秀な人も、最初は、周りから頼られていると思い、喜んで引き受けます。
しかし、だんだん気が付きます。
- 「なんで私ばかり?」
- 「仕事が振られないあの人の方が、私よりたくさん給与をもらっているのに」
- 「私は利用されているだけ?」
・・と。
「とはいっても、これまで引き受けていて、いきなり拒否することはむずかしい」
「でも、もう割を食うのは嫌だ」
・・と退職を決意します。
対策
この状況は、明らかに会社側の甘えです。
やるべき人にきちんと仕事を振らず、仕事を振りやすい優秀な人に安直に振った結果、
その優秀な人が負担に感じ辞めてしまうという損失につながってしまいます。
まずはきちんと役割分担を決め、その担当者にやるべきことをやってもらいましょう。
できないからと他の人に振るのではなく、まずはできるように教育していきます。
それでもだめなら、人事的な対応を粛々としていきます。
まとめ
優秀な人には、できない人の尻拭いをさせ、割を食わせるのではなく、
一段高い仕事を与えて能力をどんどん開花させ、その力を存分に発揮していただきましょう。
コメント