11月に事務所を移転します。なかなかブログを更新できず申し訳ございません!20241015

働きやすい職場をつくる方法(マズロー)

マズローの「欲求5段階説」を知る

はじめに、マズローの欲求5段階説という理論をざっくりご紹介します。

マズローの「欲求5段階説」とは、

人間の欲求は5層のピラミッドになっていて、
1段目の生理的欲求が満たされて初めて、
2段目の安全・安定の欲求が現れる、
2段目の欲求が満たされたら、次の3段目の社会的欲求が現れる、、、といった理論になります。

言い方を変えると、
「食うに困っている」のに「自己実現したい」などという欲求は出てこない、といったところでしょうか。

労務管理に当てはめてみると

独断と偏見ですが、上の各欲求を、職場のよくある欲求に当てはめてみます。

1段目「生理的欲求」は、➡️「仕事が欲しい、安定した生活を手に入れたい」

2段目「安全・安定の欲求」は、
➡️「ハラスメントはイヤ、長時間労働はイヤ、残業させたらちゃんと払って」

3段目「社会的欲求」は、
➡️「困ったときは助けあえる職場・人間関係が良好な職場で働きたい」

4段目「承認の欲求」は、➡️「評価されたい、褒められたい」

5段目「自己実現の欲求」は、
➡️「出世したい、やりたい仕事がしたい、仕事を通して成長したい」

、、当たらずとも遠からず、でしょうか?

日ごろの行いを振り返る

このように、人間は、現状の欲求が満たせないと、次には進めない・意欲がわかないようにできているようです。

この前提で考えると、日ごろ、いくら部下にハッパをかけても、
↓の最低限の欲求すら満たせてあげられていないのであれば、部下のことをどうこう言う前に、
まずは会社側の姿勢を見直す必要があるのかもしれません。

たとえば、

  • 残業や休日出勤をさせても、賃金を全額支払っていない
  • 最低賃金以下で働かせている
  • 怒鳴る、長時間の説教、人前で叱る、セクハラ、問題を放置している
  • 業務改善には手を付けず、長時間労働の強制(しかもサビ残)
  • 昇給や賞与は、個人的な好き嫌い、上司の感情で決めている等

まずは、ここから改善すると、組織はうまく回り始めるかもしれませんね。

まとめ

会社を良くしたいのであれば、まずは、従業員の最低限の欲求を満たしてあげることこそが、
一番の近道ではないでしょうか。

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