労働基準監督署
定期調査
定期調査は、一部の抜き打ち的な立ち入り調査を除き、ほとんどは事前に通知書が届きます。
令和2年の埼玉の結果は、調査をした事業所の約7割に、何らかの違反があったようです。
違反の多い順は、労働時間、割増賃金、労働条件の明示、安全基準、就業規則、賃金台帳、健康診断等でした。
法違反があれば、期日までの改善と、その報告を求められます。
是正の内容によっては、半年後に再調査があったりします。
申告調査
申告調査とは、会社に不満を持つ労働者が、労基署に申告したことで始まる調査です。
令和2年の埼玉の結果は、 調査をした事業所の約6割に、何らかの違反があったようです。
違反の多い順は、賃金不払い、解雇、最低賃金、労働時間等、安全衛生等でした。
個人的には、未払い賃金や解雇のトラブルが多い印象です。
労災関係の調査
労災事故が多いと、労基署が会社にやってきます。
労災は生命にかかわりますので仕方ないとは思います。
こういった調査をきっかけに、働き方・働かせ方をみんなで前向きに改善する機会
とするのがいいかと思います。