「残業計算は“ここ”で間違える/正解の計算方法とムダ残業を減らす仕組みづくり」を投稿しました20250915

職場の人間関係が良い会社は1割/管理職が見直すべき8つのチェックポイント

職場の現状

社会保険労務士として18年間、多くの会社を見てきました。

その経験から言えるのは、労使の人間関係がうまくいっている会社は全体の1割程度しかないということです。

多くの職場で「報連相がない」「感謝がない」「対話がない」といった不満が積み重なり、雰囲気の悪さや離職につながっています。

自己チェックのすすめ

人間関係の改善は、管理職の意識と行動から始まります。
次の8つをチェックしてみてください。

  1. 部下の話を聴き、そのまま受け止めているか?   
      例:「なるほど、そう考えているんだ」
  2. 従業員を一人の人間として尊重しているか?  
      例:「この部下が他人でも、そのような言葉遣いや接し方をするか?」
  3. 上司の方からも「報告・連絡・相談」をしているか? 
      ※「部下から報告するもの」と思っていませんか? 
  4. 「ありがとう」を日常的に伝えているか?
  5. 「おつかれさま」「助かっているよ」とねぎらいをルーチン化しているか?
  6. 部下の成長のために、ささいなことでもほめ、冷静に叱れているか?
  7. 間違えたら素直に謝っているか?
      ※できている上司は少数です。
  8. 定期的に1対1の対話や面談をしているか?

まとめ

もし当てはまらない点があったら、この8つをチェックリストにして、今日から一つずつ改善してみましょう。
小さな積み重ねでも、3カ月もすれば職場の雰囲気は必ず変わります。

職場の人間関係を良くするのは難しいことではありません。管理職のちょっとした行動が、社員の信頼と職場の空気を大きく変えていきます。

「もしかしてうちの職場も当てはまるかも」と感じたら、早めにご相談ください。
状況を整理し、必要に応じて改善策や対応方法をご提案いたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました