結論
社内の給与額は漏れるもの。
最悪、漏れても支障がないように、みんなが納得できる人事制度を作りましょう。
給与額は漏れるもの、という前提に立つ
従業員は、誰がいくらぐらい給与をもらっているかを知っています。
この話をすると、「まさか??」という反応がほとんどですが、
でも事実です。
自分の給与に不満を持っている人が、みんなに「いくらもらってるの?」と聞いて回り、それを周りに言いふらし、職場の秩序を乱します。
「言うなよ」「聞くなよ」といっても、それは無理だと思ってください。
人間というものは人と比較したがるものです。
「なんであの人の方が自分より多くもらっているんだ」
「おかしい!不公平だ」
と、不満分子が徒党を組んで「賃上げ要求!」なんてことはよくあります。
対応策
こういった場合、情報が漏れないよう対策することも大事ですが、
と同時に、
- たとえ漏れたとしても、毅然と説明できるように、日頃から「なぜあなたはこの金額なのか」という評価の事実を記録しておきます。
- そして、「会社が評価するのはこういうところだよ」と、きちんと言えることです。
会社の考える物差し(評価)と、従業員が考える物差しはまったく異なるので、ここが毅然と言えれば、このトラブルは最小限に抑えられます。 - そして、職場をかき乱した人たちには何らかの処分をします。
まとめ
過去に、このようなことが原因で労働組合ができてしまったことがあります。
そして、ガラス張りの評価、ガラス張りの処遇を求められました。
であれば、早めに人事制度を作り、みんなが納得して働ける場にするのもありですね。
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