あなたは、部下から何か相談されたとき、どのような対応をしていますか?
次のような対応をしていたら、間違いなく嫌われているでしょう。
悪い対応例
たとえば、
- 話を最後まで聴かずに「それはさぁ~」と説教を始める
- 「だいたいさぁ~」とすぐに批判する
いかがでしょうか。
ほとんどの人は、悪気なく、無意識にこのような対応をしているようです。
しかし、相談した方は、このような対応をされると心を閉ざしてしまい、
「もう二度と相談するもんか」と思ってしまうようです。
説教や批判が悪いということではありません。
- 話を最後まできちんと聴かないこと
- 言い方
- 上から目線で自分の価値観を押し付けること
がよろしくないのだと思います。
良い対応例
部下は簡単には上司に相談しません。
相談したことで、今後の人事に悪影響が及ぶと困るからです。
ですから、「本当にこの人に相談しても大丈夫だろうか・・」
と、じーっとあなたを観察しています。
そこをクリアして、あなたに相談してきたときは、
次のように、丁寧な対応をしましょう。
- まずは、その人の目線まで下りて「聴く」に徹します
- そして、「大変だったんだね」「そうだったのか」
などと心から理解を示した上で、 - アドバイスしたいことがあれば、押し付けるのではなく、
「ちなみに、○○というやり方があるよ」
「▲▲といった考え方もあるけど、どう思う?」
といった提案型のアドバイスをします。
そうすると、部下に気づきを与えられると同時に、
「寄り添ってくれる頼りになる上司」と思われ、
いい人間関係が築けていけるのではないでしょうか?
ぜひ、試してみてください。
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