はじめに
何かにつけて不平不満を言う人は、どの組織にもいるとは思いますが、
それを放置しているとその組織は腐っていきます。
たまに仲間うちで愚痴を言うぐらいならガス抜きになっていいとは思うのですが、
常に、毎日、顔を合わせれば不平不満を言う人がいると、まわりの士気(やる気)
がどんどん下がっていきます。
放置するとどうなる?
このような人を放置してしまうと、次のようなことが起こります。
- やる気のある人は辞めていく
- 不平不満に同調する人だけが残る
- 残った人たちは最低限の仕事しかしなくなる
- 結果、チーム全体の生産性が下がる
つまり、組織が「腐って」しまうのです。
不平不満ばかり言う人の特徴
このような人は、次のような傾向があります。
- 何でも他人のせいにする(他責)
- 自分の都合ばかり考える(自己中心的)
- 「お客様のために」がなく、自分がラクをすることしか考えていない
- 自己評価はなぜか高い(自分はできていると思い込んでいる)
問題がさらに深刻になるのは、
次のようにリーダーが機能していない場合です。
- リーダーが注意できない
- 不満を言う人に遠慮している
- 指導しても言い負かされてしまう
こうなると、組織全体に悪い空気が広がってしまいます。
対応策
まずはリーダーが勇気を持って動くことです。
「注意しても反発されそうで怖い」と感じるかもしれませんが、
放置すれば優秀な人が去ってしまいます。
- 不平不満の内容に耳を傾ける(正当な意見なら改善)
- 明らかな悪影響がある場合は、注意・面談を実施する
- それでも改善されない場合は、配置転換や懲戒も視野に
こういう組織は結構多いと思います。早く手を打ちましょう。
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