うまく回っていない組織に共通することの一つに、「会議の場がない」というのがあります。
みなさんが「会議」と聞いてイメージするのは、上司が一方的に話し、部下たちは黙って下を向く、会議の内容は単なる報告と伝達事項のみ、といったものではないでしょうか。
私がお勧めする会議とは、部下が主役の会議です。上司は進行役です。
進め方の例としては、
- 会議の目的や目標を明確にする
- 目標を達成するために皆さんがやるべき課題や進め方を決め、1カ月実践してもらう
- その結果を翌月の会議で発表、質疑応答(追及)していく。
発表内容は、1カ月実践してできたこと、できなかったこと、
その要因や原因をみんなで話し合い、
次月までのやるべき行動とその結果等を決めます。 - 会議の場では、日ごろの疑問や、それに対する意見交換、情報共有などもします。
- 上司にとっても会議の場は絶好の育成の場です。部下たちの話の内容に合わせて、適時意見を述べたり指導します。こういう場で改めて伝える方が、なぜか部下の心にささるようです。お互いに感情的にならないからかもしれません。
最初はみなさん戸惑いますが、途中から生き生きしてきます。
1年後には、職場の雰囲気も良くなり、業績もアップしています。
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