⑥の続きです。
改善の準備が整ったら、計画通りに、課題をどんどん改善していきます。
改善のやり方は、その組織、その部署、業種、職種によって様々です。
現場レベルでの進め方はメンバーの皆さんにお任せし、私は要所要所でアドバイスをしたり質問したりします。
その場が、月に一回開催するプロジェクト会議です。
その時に、この1カ月に取組んだことやその成果、良かったこと・うまく行かなかったこと、その要因や原因、それを踏まえた次の課題、管理者としての悩みごと、などなどをレポートにまとめてきていただき、会議の場で共有します。
良いことも悪いこともみんなで「共有」することがとても大事です。
共有するためには、起こっていることを見える化する必要があります。
問題が見えてくると、「なんとかしなければ」と危機意識や当事者意識が芽生えます。
この過程を通して、管理者達の意識や行動が変わっていきます。
とはいえ、その域に行くまでには、早くて2年はかかります。
なぜなら、人はなかなか変われないからです。
焦りは禁物。継続は力なり。
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