過去に、思考停止している会社に勤務していたことがありました。
そのときの経験を教訓に、記事を書いてみたいと思います。
ルーティンワークの問題点
毎日、毎月、同じ仕事ばかりをしていると、いつの間にか思考が停止してしまいます。
たとえば、
「今まで通りやればいい」「言われた通りやればいい」という思考になり、
「何か問題点はないか」「改善点はないか?」という発想にはなかなかなりません。
そうやって、無駄な作業や無駄な残業が増えていきます。
文明の利器には気づきませんし、導入しようともしません。
時代は変わっても、今まで通りの古いやり方。
・・という会社さんは結構あるのではないでしょうか。
思考停止している組織の特徴
思考停止している組織で働いている人が、仕事のやり方を後輩から質問されると、
次のように答える傾向にあります。
- 「私もそう引き継いだから」
- 「今までこれでやってきたんだから、これからもそうやればいい」
- ミスしたら「前任者がやったとおりにやっただけ」と言い訳をする
じゃあ、あなたはどう考えているの?
その仕事をやる意味は?
このやり方がおかしいとは思わないの?
と反射的に反発を覚えてしまいます。
みなさんの部下がこのような意識でいたら危険です。
やれと言われたら、危ないことでもやってしまうかもしれません。
何も考えずに。
対応策
対応策としては、まずは、
- 定期的に新入社員を入れる(新しい風)
- ジョブローテーションで職場の風通しを良くする(新しい発見)
- 研修に行かせ、習ったことを職場で展開させる(意識変化)
- 定期的に人の意見を聴く場を設けて考えを深めさせる
などでしょうか。
そのためには、トップが、新しい意見や視点を取り入れることがまずは必要です。
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