トラブルの多い会社に共通すること
トラブルの多い会社さんで共通するのが、トップの味方が少ないことです。
その原因は、トップ自身の問題、採用した人材の問題など様々です。
とはいえ、業務をスムーズに進めていくためには、指示に素直に従ってくれる
自分の味方(与党)を増やしていく必要があります。
一つの方向を向かせる
自分の味方(与党)を増やしていくために最初にやることは、
みんなを一つの方向に向かせることです。
そのためには、「共通の目標」や「共鳴できる理念」
が必要になります。
それらがみんなの心を一つにする接着剤になるからです。
たとえば、過去の部活などで、
「全国で優勝するぞ!」
「そのために、まずは県で優勝するぞ」
「正々堂々と戦うぞ」
といった目標や理念を掲げると、みんなに響きやすく、
一体感や高揚感を得られたと思います。
会社もそれと同じで、「会社の目標や理念を言う」ことで、
みんなの心を一つの方向に導くことができます。
その際は、シンプルで、みんなが「やってやろうじゃないか!」と
共鳴できるような目標や理念にするといいですよ。
熱く語って味方(与党)を増やす
次に、トップは、その理念や目標を、事あるごとに熱く語り続けます。
その理念に共鳴した人は、トップを支持し、自然と味方になっていきます。
逆に、共鳴できない人は、居心地が悪くなり辞めていくでしょう。
味方が増える効果
自分の味方が増えると、次のような効果が現れます。
- チームに一体感が生まれ、協力し合うようになる
- モチベーションアップ
- 業務がスムーズに動く
みんなの価値観・判断・行動にばらつきがなくなるため - 困難に強くなる
問題が起きてもチーム一丸となれるため
まとめ
さまざまな会社さんを見ていて思うのは、
日々の業務やノルマに追われて、組織として一番大事な
「みんなの心を一つにする」ことが忘れ去られているように感じます。
これができるのは、その組織のトップだけです。
まずはここから取り組んでいただければ、
働きやすい職場に生まれ変われるはずです。
コメント