「採用時によくやってしまう間違い」をアップしました! 20240726

初めて人を雇うときの相談内容

従業員を初めて雇う際のよくある相談例

独立開業後、業績も順調に伸びると、
「そろそろ従業員を一人雇いたい」「ついては、何が必要でしょうか?」
というご相談を受けることがあります。

たとえば、

  1. 求人媒体はどうするか
    (例)ハローワーク、知人からの紹介、民間の求人サイトなど
  2. 休日や労働時間はどれぐらいにしたほうがいいか
  3. 有期契約・無期契約のどちらがいいか
  4. 有給休暇はいつから、どれぐらい必要なのか
  5. 賃金はどれぐらいに設定すればいいのか
  6. なにか使える助成金はあるか
  7. 労災や雇用保険、社会保険の保険料はいくらぐらいか
  8. その他、気を付けるべき点は?

等です。

ご相談を受けているとあっという間に2時間経っていた、
なんていうこともざらです。

お勧めしないこと

ブラック企業から脱サラした社長さんによく見られるのですが、
「自分が悔しい思いをしてきたので、自分が社長になったら、部下には手厚くしたい」
という人がいます。

もちろんそれは素晴らしいことです!

しかし、立ち上げたばかりで経済的に安定していない状態で、
かつ、労働者がどんな人かもわからないうちから、相場より高い賃金を設定するのは
危険な気がします。

人を雇えば、

  • 社会保険料は毎月かかります
  • 会社都合で休ませることになれば、その間の賃金を保障する義務があります
  • 年次有給休暇中の賃金もかかります
  • 健康診断の費用や教育費、その他目に見えないもろもろの人件費がかかります

経費の半分は人件費とも言います。

最初は小さく、その後成果があった段階で少しずつ労働条件をアップ
していくのが安全かと思います。

まとめ

実際、最初から大盤振る舞いをして、数か月で資金がショートし、廃業や休眠に追い込まれた例がいくつかありました。そうなると、せっかく雇った人もあっという間に失業者です。

そういった面も含めて、専門家と相談しながら計画を立て、「やっていけそうだ」と思った際に人を採用するのがリスクがないかと思います。

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