コミュニケーションを避ける理由
「新入社員がみんなとコミュニケーションを取ろうとしない」
といったお悩みをよくお聞きします。
新入社員がみんなと話そうとしない理由は、緊張や不安、職場の雰囲気
などが関係しています。特にお昼休憩中に、その傾向が見られます。
家に帰って休憩する、車で休憩する、外食する、など逃げ場があればいいですが、
そうでないと辛いですね。
コミュニケーションを避ける影響
とはいえ、コミュニケーションをいつまでも避けていると、
いろいろと影響が出てきます。
たとえば、
- わからないことがあっても聞けず、仕事が遅くなる、ミスも増える
- その結果、「仕事ができない人」と評価され、居づらくなる
- 周りは「新入社員に避けられている」と感じ、ギスギスしだす
など、いいことは何もないように思えます。
コミュニケーションを血管に例えることがよくありますが、
血流もコミュニケーションも、スムーズに流れないと、
どこかで詰まって大事になりそうです。
そうなる前に解決していきましょう。
解決策
そこで、人見知りな新入社員が職場に早く馴染めるような解決策
を考えてみたいと思います。
- 他己紹介
まずは、別室で先輩と新入社員が、一対一で自己紹介をし合います。
ここである程度心がほぐれます。
次に、朝礼などで、その先輩が新入社員のことを紹介します。
それを受けて、みんなは新入社員に質問します。
趣味は? 好きなお菓子は? 休日はなにしてるの? など。
たったこれだけですが、新入社員の心のハードルが下がって、
コミュニケーションがとりやすくなるきっかけになります。
お勧めです!
- メンター制度
面倒見の良い先輩社員を新入社員のメンター担当とし、
仕事の悩みや質問が気軽にできるような環境を作ります。
- フィードバック面談
新入社員に、「仕事どう? 慣れた?」「何か改善点はある?」
と聞いてあげることで、新入社員は「尊重されている」と感じ、
自信がつきます。
他にもいろいろな方法がありますので、
自然とコミュニケーションが育めるしくみをつくっていきましょう。
そうすれば、早期離職も防げますし、職場全体も活性化することでしょう。
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