結論
組織の改革は難しい。なぜなら継続しないから。強いリーダーシップが必要です。
組織改革のやり方
これまでの経験をお話しします。
改革1年目
まずは、全従業員にアンケートを実施し、その結果に基づき、私が改善案をいくつか出します。
その中から、緊急度、優先度の高い課題に、一カ月間、取り組んでもらいます。
一カ月後、リーダー会議を開き、取り組んだ結果をお互いにフィードバックし、意見を出し合います。新しい発見があったり、良いアイディアが出たり、リーダーたちの意識が少しずつ変わり始めます。
これらを、毎月、ひたすら繰り返します。
改革2年目
1年目よりは良くなっています。
リーダーの部下育てが少しずつ回りだし、職場の風通しが良くなってくる時期です。
改革3年目
短期的な結果が出てきます。
具体的には、
- 職場のルールが守られる
- 業務が効率化される
- リーダー自ら、新しいことに取り組み始める
- 部下を本気で育成し始める
これらの結果が売上などの数字にも表れ、やりがいが感じられる時期です。
私のコンサルは、みなさんが自主的になる、この3年目あたりで終わりとなります。
今後も、みなさんがリーダーシップを発揮して、部下をいい方向に引っ張っていってくれると期待して、その会社を去ります。
しかし、続かない
しかし、自分たちだけになると油断するのか、うまく回らなくなることが多いです。
たとえば、
- リーダー自身が、決めたルールを守らなくなる
- みんなが勝手なことをしだす
- 相手を批判しだす
そして、ふりだしに戻ってしまいます。
さらに、良い人材が辞めていきます。期待していた分、ショックも大きいのでしょう。
まとめ
改革4年目がカギのようです。
やり続けることは難しい。強いリーダーシップが必要です。
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