「残業の許可制「その残業、本当に必要ですか?」」をアップしました! 20240917

残業時間がやたらと多い部下

要注意な部下

「残業時間が他の人に比べてやたらと多いな」と感じる部下はいませんか?

そのような部下がいた場合、次のような状態があったら要注意です。
たとえば、

  • その部下が休むと、その仕事が回らない
  • その部下の仕事のサブがいない
  • その部下の仕事のマニュアルや手順書が無い

いかがでしょうか。

こういったケースでは、
会社側が、その部下に辞められたら困るからと、

  • その部下の言いなりになり、長時間残業(生活残業)が横行します。
  • また、その人を特別扱いせざるを得なくなり、職場は荒れます。

対応策

これらを改善するには、次の対応策が必要です。

1.部下に密着(事実の把握)

まずは、その部下に数日間密着して、次のことを把握します

  • どのような仕事を、どのようにやっているのか
  • 何にどれぐらい時間をかけているのか

そうすると、次のようなことが見えてきます。
たとえば、

  • 無益なことに時間をかけている
  • 無駄なやり方をしている
  • そもそも能力不足(口だけだった)
  • 残業代稼ぎのためにわざと時間をかけている 等

2.同じ仕事を他の人にもやってもらう(検証)

その部下の問題点が明確になったら、
他の人にもその仕事をやってもらいましょう。

人員的に余裕がなければ、上司がやってみましょう。

その結果、その部下の手抜きや無駄、能力不足が証明されれば、
その部下も反論できず、今までの仕事のやり方や取り組み方を変えざるを得なくなります。

3.標準化・マニュアル化する


上記のような仕事の属人化・ブラックボックス化を防ぐために、
そして誰がやっても標準的な仕事ができるように、仕組み化していきましょう。

たとえば、

  • マニュアルや手順書、その仕事の標準時間リストを作る
  • 「それに沿って仕事をしているかどうか」を定期的にチェックする
  • 成果が出たら処遇に反映させる

などです。

まとめ

仕事の属人化やブラックボックス化は、どこの会社でも起こっています。
その顕著な症状が、「やたらとその人だけ残業が多い」という現象です。

これを放置していると、

  1. 人件費がますますかさみ経済的にきつくなります。
    無駄な残業代は、社会保険料や労働保険料の増加一直線です
  2. きちんと定時で帰っていく優秀な人が辞めてしまいます。
    何も手を打たない会社に見切りをつけて。

早く手を打ちましょう!

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